コーチングの注意点について(3)
間があいてしまいましたが、引き続きコーチングで
これまでご説明した「拡大質問」「未来質問」「肯定質問」を補完するための
質問や注意点についてお話します。

今まで質問の手法についてお話いたしましたが、最後の注意点として質問する
内容は、4W2H(When、Who、What、Where、How、How much)で考える
ことをお奨めします。

逆に言うと普通は5Wのところを「Why」だけは質問の切り口としないよう
心がけるともいえます。『Why=何故?』と言う問いかけは、してはいけない
質問の「過去質問」や「否定質問」につながる可能性が高くなるからです。

「何故、できなかったのですか?」(過去質問)
「何故、わからないのですか?」(否定質問)と言うような感じです。

根元的に考えれば、その何故がわからないからコーチングが必要とされる
のであって、その何故の答えを見つけ出すためのきっかけ作りがコーチの
役割となります。本末転倒には気をつけたいものです。

これまでで「5つのコアスキル」の内の「質問のスキル」がマスターできた
として、質問をしたら今度は相手が答えてきた場合の「傾聴のスキル」が
必要となってきます。

次回からはその「傾聴のスキル」についてコメントいたします。
どうぞお楽しみに(@^^)/~~~
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