前回はコーチングの基本的なスタンスについて、以下の3.について述べました。 1.人は皆、無限の可能性を持っている。 2.人は誰でもよい仕事をしたいと思っている。 3.答えは「本人の中」にある。 4.人を操作したり、強引に成長させることはできない。 5.人は経験から学習することができる。 今日は、4.の「人を操作したり、強引に成長させることはできない。」に ついてです。 コーチングで可能なのは、相手が伸びるための「手助け」となることです。 主役はコーチングを受ける当人であって、コーチが操作し成長させることは できないのです。 「彼は私が育てた」という考え方もありますが、最終的に成果をあげるのは 社員や部下などの「本人自身」であって、むりやり他人を成長させることは できないという考え方です。 コーチングの最終的な目標は本人が決定します。コーチは、その相手の能力が 充分発揮され、その目標を達成できるよう、学習や行動のきっかけを与える 役割を果たします。 5は、また次回にお話します。どうぞお楽しみに(@^^)/~~~