先日、岐阜県の多治見市にある『モザイク浪漫館』を見学してきました。 http://plaza.rakuten.co.jp/tileromankan/ 決して立派とは言えない建物ですが、中に詰まっているタイルは 日本のタイルメーカーの知恵の結晶でした。 今では見られないようなレトロなタイル、復活すればまた売れるだろうと 思えるようなタイルなど実に様々です。 タイルは日本の建材の中で唯一、産業集積地のある建材です。 原料会社、タイルメーカーや販売商社など多くのタイル産業が集積し、 地場産業としてその知恵と技術を育んできました。 中国製品などの輸入タイルに押され気味の現状ですが、 蓄えた知恵と技術で海外進出を始めた積極果敢なメーカーグループや 「多治見市道の駅・日本タイル村」などの計画もあります。 『モザイク浪漫館』や各タイル産業にある貴重な資産(知恵)を結集すれば、 日本のタイル業界に新しい風が吹くように思いました。 タイルの世界は無限です、弊社も小さなウチワですが、必死で扇ぎ続けます。