「傾聴のスキル」について(2)
今回も、「5つのコアスキル」の2つめの「傾聴のスキル」についてお話します。

前回は、話を聞く時の自分の癖を認識して、自ら積極的にフィルターを
取り除くことが最初のステップになると申し上げました。

次のステップとしては、ただ受け身的に話を聞くのではなく、「質問のスキル」を駆使
して「拡大質問」「未来質問」「肯定質問」を投げ掛けながら聴くことが大切です。

また、コーチ側は自分の聞きたいことを聞くのではなく、相手側が聞いてほしいこと
を聞くという姿勢も大切です。人間には、「自分の話したいことだけを話し、
聞きたいことだけを聞く」という傾向がありますが、コーチ側はそれらを排除し、
常に意識を自分ではなく相手側に向けるということが必要となります。

以前にもコメントいたしましたが、相手が質問に答えようと思考を繰り返している
時には、その思考をさえぎらず、じっと相手が口を開くことを待つことが必要な
場合もあります。沈黙をむやみに恐れない、待ちの姿勢が必要なことも付け加え
させていただきます

次回は「直感のスキル」についてコメントいたします。
どうぞお楽しみに(@^^)/~~~

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