再び、コーチングについて(3)
前回はコーチングの基本的なスタンスについて、以下の2.について述べました。
1.人は皆、無限の可能性を持っている。
2.人は誰でもよい仕事をしたいと思っている。
3.答えは「本人の中」にある。
4.人を操作したり、強引に成長させることはできない。
5.人は経験から学習することができる。

今日は、3.の「答えは「本人の中」にある。」についてです。
コーチングは相手に「自分もできる」と自信を持たせ、積極性を高めることに
重点を置いています。
コーチは本人の中にある「答え」を引き出す協力者となるわけです。

人は自分ひとりで考えたり、思いつく範囲には限界があります。人に質問されて
初めて考えてみたり、違う視点に気づいたりすることを経験されたことがあると
思います。面と向かって、質問されれば、自分のことを深く見つめなおす
機会となります。

コーチングでは、質問などの刺激を相手に与えることで、相手に以下のような
心理的な現象を利用して、心の中の答えに気付く手助けをするわけです。

・そこにある事象を、自分自身の出来事として受け止める。
・自分の意見や考えは、客観的に見てどうなのだろう?と考え始める。
・いままで考え付かなかったアイディアが思い浮かぶことがある。
・考えた過程が記憶に残る。

4以降は、また次回にお話します。どうぞお楽しみに(@^^)/~~~
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