
【登壇レポート】生成AIで業界を変える
2025年6月6日、グランフロント大阪で開催された「日経クロステックNEXT 関西 2025」にて、セッション講演に登壇いたしました。
テーマは、「生成AI大賞2024」の受賞企業が語る 業界を変える生成AIの価値創造事例というタイトルで、名古屋鉄道株式会社の山田様と共に、生成AIを活用した各社の取り組みについてご紹介させていただきました。
■ 登壇セッションの概要
- 日時:2025年6月6日(金)13:00~13:40
- 登壇者:
・山田 敏大氏(名古屋鉄道株式会社 シニアアソシエイト)
・坪田 充弘(タイルライフ株式会社 代表取締役) - モデレーター:國吉 啓介氏(Generative AI Japan 業務執行理事)
本セッションでは、受賞企業による事例紹介のあと、以下3つのトークテーマを軸に対談形式で議論が進みました。
- 導入における具体的な課題
- これから活用する企業へ伝えたい!生成AI導入のコツ
- 今後の展望について
■ タイルライフから伝えたかったこと
私たちが開発・運用する「タイルAI」は、建材選定の手間や時間を削減するツールです。
しかし、私たちが目指しているのは、単なる業務効率化にとどまりません。
建築に携わる方々が、
「誰のために、どんな空間をつくるのか」
という建築の本質にもっと向き合える時間を生み出したい——
そのための“きっかけ”として、タイルAIが貢献できる存在になれたらと考えています。
■ 会場の反応と印象的な言葉

会場は満席となり、熱気のあるセッションとなりました。
来場された方々は製造・建築・IT・営業・企画部門など、多岐にわたる業種・職種の方々で、生成AIに対する関心の高さを肌で感じました。
登壇後には、
- 「実際の画面を見て、すぐに使ってみたいと思った」
- 「商工会議所のセミナーで講師をお願いしたい」
といったご感想もいただき、非常に励みになりました。
■ 今後に向けて
今回の講演を通して改めて感じたのは、生成AIに対する期待が業界を超えて広がっているということです。
私たちがタイル業界で直面している課題──
商品バリエーションの多さ、情報の分散、属人的な対応──は、製造業や他の建材分野にも共通しています。
「タイルAI」という仕組みが、業界横断的な課題解決の“共通モデル”となるよう、今後も取り組みを進化させていきます。
生成AIの現場から、まだまだ新しいチャレンジを続けてまいります。