全国タイル工業組合の総会で講演しました

2025年5月23日、名古屋市の日本陶磁器センタービルにて開催された「全国タイル工業組合 総会」にて、講演の機会をいただきました。
演題は「タイルとAI -タイル業界におけるAI活用の可能性-」。当日はタイルメーカーを中心とする約30名の経営層の方々にご参加いただきました。

全国タイル工業会の総会での講演シーン
講演シーン

講演の概要

今回の講演では、急速に進化する生成AIの仕組みや最新動向をわかりやすく解説したうえで、建材業界における具体的な活用事例をご紹介しました。

さらに、私たちが開発を進めている「タイルAI」についても、その狙いや機能、業界全体への貢献可能性についてご説明しました。

設計者の建材選定にかかる膨大な時間(年間約800時間)を削減する手段として、タイルAIがどのように役立つかを具体的なヒアリング事例を交えてご紹介し、今後の展望として「AI施工例画像の自動生成」や「AIエージェントの時代」などにも触れました。

会場の反応と今後について

講演後は懇親会などでも多くのご意見や感想をいただき、AI技術に対する関心の高さや、業界の未来を真剣に考えている皆様の熱意に触れることができました。


「これからのタイル業界にとって、AIは無視できないテーマだ」とのお声も多く、微力ながらも業界の変革に貢献できる手応えを感じた時間でした。

今後も、タイル業界が“選ばれる力”を高めていくために、タイルAIを「業界共通の不便を解消するための共通基盤」として発展させてまいります。

最後に

このような貴重な機会をいただいた全国タイル工業組合の皆さまに、心より感謝申し上げます。
今後も引き続き、AIと建材業界の可能性について、皆さまとともに考え、行動してまいります。

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